群馬県館林市にある進学塾クエストの古口です。
クエストでは徹底した学習指導に加えて、普段からご家庭との「ちょっとしたやりとり」を大切にしています。
この時期は年度末の面談を行い、いろいろなお話を伺ったり、一年間の頑張りをお伝えしたり、来年度への展望についてお話をしたりしています。
クエストの保護者面談は、お母さんに話したいだけ話していただき、『あースッキリした!』と感じながらお帰りいただくことが最大の目的です。
ですから、ひと家庭の持ち時間は「50分以内」が標準です。
でも、たいていはかなり盛り上がり、この時間で収まることはまずありません。
こうした中で必ず出てくるのが
「うちの子、テストが終わっちゃうと気が抜けちゃって……」
「もっと自分から進んでやってほしいんです」
「何になりたいとか、全然ないみたいなんですよね」
「将来のことを話さないと……と思っていても、何を調べればいいか、わからないんですよね」
ということ。
年間70回以上の勉強会・セミナーに参加している私ですら、
「子どもにこれを話しておけば完ぺき」というものはなく、その時その時の状況を加味した上で、
『その時点での最適解』
をお話ししていくしかないのかなと思っています。だから、私自身の情報収集は終わることはありません。
大学二年の娘に
「何で高校生は入学後に勉強へのやる気がなくなっていくんだろうね」と尋ねたところ、
「そんなの当たり前でしょ?何のためにやってるのかわかんないことに本気出すわけないじゃん」
と言ってきました。
ずっと思っていたことと同じでした。
私が見ている限りですが、中学時代、手間のかからなかった子(とくに女子)は、高校入学後、少しずつ勉強に対する熱意が冷めていくケースが多いです。
あんなに一生懸命だったのに、どうしちゃったの?
不思議なくらい、勉強しなくなるんです。みんな中学校時代はガンガンやっていたのに……。
それが、「数年後にやりたいこと→志望学科→志望大学→受験科目」が決まった途端、中学時代、それ以上の「ホンキの本気」で、親御さんが心配するくらい、猛勉強をし始めます。
本当のやる気は自分の中にある鉱脈を掘り当てない限り、絶対にわき出てくることはないというのが、30年以上、子どもたちと接してきた私の現段階での結論です。
だから、子どもたちには「10年後、どこで、何してるんだろうね」と、ことあるごとに投げかけます。
結論が出なくってもいいんです。考えることが大切なのです。
こうしたことを投げかけていく上では、大人も「世の中ってどうなっているんだろう」と情報を集めていくことが必要です。
でも、「そうはいっても、どこから手を着けていけばいいのか、見当もつかない」というのが現状なのではないでしょうか。
そこで今回、保護者のみなさまに「最新の情報」をお届けすべく、『子ども達の未来の話』をテーマにセミナーを開催することにしました。
講師は中学・高校などで「キャリア教育」を数多く実践されている山田昌史さん。テレビの番組を見る感覚でお気軽にご参加いただけるとうれしいです。
今回を第一弾として、今後は学習指導・子育て・コーチング・アンガーマネジメントなど、いろいろなテーマでみなさまに「生きた情報」をお伝えしてまいります。
「ちょっと見てみようかな」とご興味をお持ちいただけるようでしたら、ぜひ以下のフォームからお申し込みください。
あなたとお会いできるのを楽しみにしています!