二学期が始まり、順調に動き出しています。
9日と12日は小学生の学力テストのあとに『夏休みに読んだ本を紹介しちゃいますの会』を開催しました。
小5・6生のみなさんには夏休み中に読書感想文の本以外に好きな本を3冊選んで読んでもらいます。前の年に読んだ本もぜひ読んでみてねということも勧めています。本は一度読んで終わりではなくて、時間をおいて読み返してみると新しい発見ができるのだということを知ってもらいたいからです。
そして、3冊の中から1つ選んで、みんなの前で発表してもらいます。
・あらすじ
・自分がおもしろいと思ったところ
・どんな人におすすめしたいのか
・どれくらいで読み終わるのか
などについて2~3分で話してもらいます。
上手にできたかどうかは一切関係なく、「みんなの方を見て、いっぱい話せたかどうか?が大切」と伝えています。つっかえてしまう子・フリーズしたまま黙ってしまう子……いろいろですが、人前で自分の考えていることを伝えるという行動は子どものうちにたくさんしておいてほしいと思います。
これを2004年の開校からずっと続けています。
そして、もう一つの伝統のイベント、『高校生の話を聞く会』も今日から始まりました。第一弾は太田高校編です。本来なら夏休み中ですべて終わっているのですが、今年は高校自体が一学期の補填としてかなりの授業を行っていたので、生活が落ち着いた9月からのスタートになりました。中3生たちは先輩の話を一生懸命聞いていました。
すべての高校生に高校生活や中学をどう過ごしたかなどについてのアンケートを事前に送り、書いて投函してもらいます。中には直接もってきてくれる子もいます。今日も佐日の3年生がわざわざ持って来てくれました。「自分がしてもらったことは、後輩にもしてあげる」という伝統が、脈々と受け継がれています。とても嬉しいです!
そして、9月末には『クエスト受験セミナー』を行います。近隣の私立数校の先生においでいただき、学校説明・入試までにやっておくこと・合格した後入学までにやっておくこと・大学受験のこと・親の心がまえなどをお話ししていただきます。今年は中3生以外の保護者のみなさまにもごらんいただけるよう、zoomにて配信の予定です。
こうした一連の流れの中で、親子共々受験に対しての考えがまとまっていき、10月末までには志望校の絞り込みがほぼ完了します。あとは志望校合格に向けて、ひたすら勉強していくのみです。
「目標を早めに決める→そこから逆算して行動する」そのための仕掛けがたくさんあるのが進学塾クエストの強みです。卒業生に協力していただきつつ、私たちスタッフも一丸となって、みなさんを支えます!