足利高校校舎イメージ図(栃木県教育委員会のものを引用しています)
私立高校の入試の真っ最中
並行して公立の出願準備も進んでいます。
クエストからは足利高校を受験するお子さんが毎年います。
今までで23名の塾生が私(足高卒)と塾長代理(足女卒)の後輩になっています。
クエストは群馬からの足高受験に自信があります。
そこで、足高を受験するご家庭に日頃お伝えしていることを少しシェアします。
長文となりますが、ご興味をお持ちいただけるようでしたらお読みください。
◆第二回調査(24/12/01時点)の足利高校の倍率◆
定員240名 志願者 312名 (前回354名 △42名) 倍率 1.30倍
不合格者 72名
◆大原則◆
★県外からの受け入れ人数 定員×10%(毎年検討するとのことですが、ここ数年は10%が続く)
→240×0.1= 24名 ←これが県外から入学できる上限です
《注意》 特色選抜で合格者が出ると、一般の合格枠は減ります
例 特色で3名合格 ⇒ 一般の枠は 21名
●ここからは受け入れ定員を24名として話を進めます
・県外からの受験者(以下 群馬勢)が25名以上の場合
→群馬勢の中で上位から24名までが合格(25番目の得点が栃木の子より高くても)
・群馬勢が24名以内
→全員同一の基準で選抜
→合格最低点までを得点できれば、群馬勢は全員合格
(余談)
・現実的ではありませんが、家族全員で栃木に引っ越せば「群馬勢」ではなくなります
・「親戚の住所に本人だけ移す」はダメです
このような理由で群馬勢は「群馬勢だけの競争」となります。
極端な話、出願者の成績にもよりますが、年によっては足高に落ちた子が太高・太女を受ければ受かっていたのではないか
という場合も出てきます(以前の足女がそうでした)
各サイトを見ると合格基準偏差値*は 56~58 となっています。
*合格者の平均偏差値 サイトによって合格可能性には60%~80%の開きがある
合格可能性80%→偏差値○○の子が10人受けたら8人受かる
あくまでも目安です。当然、当日のテストで得点できなければ受かりません。
今まで述べた条件を考えると、クエストとしては
統一テストの偏差値が最低60以上 下野模試で59以上
をコンスタントに取れていないと、合格する可能性は低いと思いますよ、とお話ししています。
そこでみなさんにお伝えするのは……
1.「足高(栃木)を受ける」と決めた場合、群馬の高校に出願変更はできません
→特色選抜に出願→一般で群馬の高校に出願は不可
→大学受験を目指すなら公立の変更先は 佐野高校・佐野東高校 が現実的となるでしょう
2.みんな入試が終わってザワザワしている中で受験勉強をすることになりますが、覚悟はありますか?
3.栃木の発表の前に、群馬の再募集(欠員補充)の出願は終わるので、群馬の公立は受けられませんよ
(手続きが間に合うなら出願は可能ですが…今回は無理です)
そして
A.「不合格なら私立」でも大丈夫ですか?(費用面は?)
B.公立じゃないと困るなら群馬に変更しますか?
(足高志願者であれば太田東は受かる可能性大です)
の二択です。
みなさん、とっても悩まれます。人生最初の大決断、そう簡単には決められないのは当然ですよね。
クエストではこの時期、志望校決定最終面談を行い、じっくり対話をしながら決めるお手伝いをしていきます。
親御さんの不安を解消するのも私たちの大切な仕事です。
ですから、こういったこまごまとしたことがあるので、
・親御さんが受験に詳しいご家庭
・学校の学力テスト(定期テストではない)で400点以上いつも取れているお子さん
は別として、「受験生だけは塾に行ったほうが親も子も安心ですよ」と親戚・友人たちに話しています。
クエストが所属しているTJC(館林塾人クラブ)加盟塾を始め、近隣には受験のプロがたくさんいらっしゃいます。
クエストでなくてもいいです。ぜひ塾に問い合わせてみてください。
その中にクエストが入っていたら、とってもうれしいです!
群馬から足高を目指すみなさん!
ぜひいっしょに合格を勝ち取りましょう!!
友人が編集長をしているサイト『みんなの学校新聞』さんも栃木県の入試情報を細かく解説してくださっています。
こちらからどうぞ!