
今年度最初の中間テストの時期になりました。
すでに白鷗足利中は昨日で終了、お疲れさまでした。
そして、開智未来中・高は今日で終了です。
みなさんが自分で満足のいく結果が残せていることを祈っています!
今日は多々良中の部活なし組と太田女子高校の子が10時からがんばっています。
(三中の子は一日中、部活の大会。雨の中、風邪を引かないかとても心配です)
学校のワークはひと通り終わっているので、弱点ははっきりしています。
「勉強はできないところをできるようにする」
を合い言葉にして学習を進めています。
この時期は学んだことがどれくらい身に付いているかをワークを解きながら確かめます。
(「ワークを繰り返していれば自然にできるようになっていく」は間違いです(^^;))
そのときに重要なのが、「問題の難易度」です。
数学が苦手な子と得意な子が一律に同じワークをやっても出る効果は違います。
A問題(基本)、B問題(練習)C問題(発展)の構成であれば、
数学が超苦手なら、まずはAを全問正解できればいいんです。
でも、「君は数学苦手なんだからAだけやりなさい!」なんて言われたらがっかりしますよね。
AI教材だと、問答無用に前に戻されたり……。
そんなときに必要なのが、子どもたちの気持ちを察しながらする「対話」です。
「今はこの問題はできなくても大丈夫!まずはこっちを絶対にできるようにしよう。この問題はその後でやろうね」
「きみは英語に自信があるんだから、自由英作文は必ずチャレンジしないとね」
「国語苦手なら、記述問題でマルをねらうよりも、記号や抜き出しの問題の正答率を上げることを目標にしよう」
同じワークをやるにしても、その子の学力に応じて出す指示は違います。
この「目利き」をするのが、私たち「プロ講師」の仕事です。
一冊のワークを何通りにもアレンジしなから使いこなします。
もちろん、時には愛のムチも使います!
「これは絶対にできないとダメだから、できるまで解く!」
「後で確認テストをするから、それまでに〈手が勝手に動くまで〉書く!」
最後までやりとげるメンタルを鍛えるためにも、粘り強く支援し続けます。
クエストでは講師全員で子どもたちを観て、毎日授業終了後に情報共有をしています。
だから、
その子の性格・今のテンションはどうなのか、
進捗はどうなっているのか、
キャパは満タンになっていないか、
などを、常に対話をしながら確認し合い、指導に活かしています。
こうした指導はとっても手間がかかります。
なので、クエストの1学年の定員は「12名まで」としています。
邑楽中と一中は中間テストがありません。
ということは、期末テストの範囲が膨大になります。
そこでクエストでは「今習っていることの総まとめをしておこう」ということで、
他の学校同様、中間対策のように学習してもらっています。
一度しっかり身につけておくと、期末直前の負担が減ります。
★中1生のみなさんにとっては初めての経験ですね★
①まずは「できるところ」と「できないところ」を分ける
→なので、ワークやプリントは、教科書・ノート・答えを見ないでやろう
②できない問題を教科書やノート、解答集の解説をよく読んで確認しよう(ここがポイント!)
→読んでもわからなければ先生や親、友だちに質問しよう
→赤で書いてもできるようにはなりません
③書けない漢字・単語は《「パパパッ!」と思いつく+書ける》まで覚えよう
→問題を見て「0.01秒」で書けなければ、まだ完成ではありません
→これを最後までやっている子が、よく言う「できる子」です
こういうことに気をつけて、今まで習ったことのまとめをしてくださいね
全員が「今の自分の最高」を発揮できるよう、応援します!!