昨日は午前中から夏の期間の最終確認会議をしていました。
すると、突然のお客様が……。
ごきょうだいで通ってくださったあるご家庭のみなさんから素敵なお花をいただきました。
ここを巣立って、もう何年も経つのに、こうしてお気遣いをいただいてうれしい限りです。(ご本人に内容を確認していただいての掲載です)
代表して3番目の好青年が来てくださいました。
彼はとにかく魚と海が大好きで、一途に・とことん頑張って専門の大学校に進みました。
卒業後は関連する商社に就職(就職が決まった時にも挨拶に来てくださいました)。
数年間の勤務の後、家業を継ぐために館林に戻ってきたとのことでした。
このご家庭のお子さんたちは、どの子も「本当に」素直で一生懸命な子たちばかりでした。
「どうすると全員がこんなにも良い子たちに育つのだろう」とスタッフ全員で感心していました。
わが家も子育ちを見守る真っ直中にいます(長女-大4、次女-高3)。
仕事柄、コーチングやアンガーマネジメント、心理学などの知識はあり、実践してはいます。
でも、自分の子どもであっても、自分のコピーではなく、あくまでも「別の人間」なので、親の思いが通じるとは限りません。
当然、バチバチと火花を散らす時はたくさんあります。
違う人間同士なので、モヤモヤした状態が続かないのであれば、それはそれでいい、と思うようにしています。
いつの頃からか、うちにいる子たちは「自分の子ども(所有物)」ではなく、社会からの預かり物という考えも持つようになりました。
クエストでお預かりしているお子さんも、お父さんやお母さんから預かっているのと同様、社会から預かっていると思っています。
だから、目先のことだけでなく、10年後、20年後、その後の彼らが
・チームの人々とコミュニケーションを取りながら協働して仕事をする
・働いた分の報酬をしっかりと得る
・社会のために会費(税金)を払う
・親に頼らず自分で飯を食う
これができるように種をまいているつもりです。
父がよく言っていました。
勉強は仕事 点数は給料
自分のために 働け 稼げ
このコトバをクエストに来ている「私の子どもたち」にも伝えています。
このごろは「それが自分や人の幸せにもつながるんだよ」というコトバも付け足しています。
こんなことを日々くり返しながら過ごしてきましたが、あと9ヶ月でクエストも20年目が終わります。
今通ってくださっているお子さん全員が、彼らのように素敵な大人になれるよう、全力で支援し続けます!