また、第13期生のみなさんも進学先がだいぶ決まり、次に向けての動きが活発化しています。今は「免許取得」という目標に向けて、毎日戦々恐々としているようです。「勉強の方がよっぽどラクだ!」と苦笑いをしていました。
卒業生が時折顔を見せたり、Lineで近況を送ってくれたりしますが、社会に出て、しっかり働いているのを聞くと、この仕事をしていて本当によかったなぁと感じます。
・スポーツトレーナーの資格取得→中学校の体育教師に
・美容の資格を取って、ヘアアーティストになる
などなど、それぞれが、自分自身の「現段階での最適解」と考える進路に進むとのことです。
いろいろ学んでいく中で、軌道修正をしたり、全く違う道を目指したり……と進もうとする道は変化するかもしれませんが、それぞれが、「今しかできないこと」をトコトンやりまくってもらいたい限りです。
私自身といえば、両親が中学校の教員(保健体育)をしていたこともあってか、子どもの頃から「学校の先生になる」というぼんやりとした将来像がありました。身近な職業に引っ張られいたのかもしれません。小学生の頃は「体育の先生」-運動神経がそれほどないことに気付き断念(たぶん)。そして「釣具屋さんになって釣り大会を主催する」となり、中学では国語教師-漢字の書き順がメチャクチャだったのであっけなく断念。高校で地理の楽しさにはまってしまってからは「大学では途中2年間アメリカに留学してグランドキャニオンの研究と英語とスキーを極めて→それをひっさげて女子校で社会科教員になる!」という、今から考えれば「青いねぇ~」ということを考えていました。結局はどれも中途半端で終わったので、卒業生のみなさんと比べれば「もったいない大学生活」で4年間は終わりました。
そして紆余曲折があり、今はここで腰を据えてお子さんたちの行く末を見守る仕事をしています。結局はお子さんに接する仕事に落ち着いた形です。順調にいかなかったおかげで進学塾クエストがここにあって、みなさんと時間を共にすることができているわけなので、これはこれでよかったです。
みなさまのおかげで、どうにか17年目に入りました。今のところはとりあえず回っていますが、これがずっと続くとは少しも思いません。今回の「コロナ騒動」で他の業界同様、この業界もまだまだ大波乱が起こるでしょう。その困難に向き合いながらも、これからもさまざまな情報を集め、今までの経験や、まだ少しは残っている「根拠のない自信」を常に胸に抱き、この難局を乗り越えていきたいと思います。
若い頃はまさに「根拠のない自信」のかたまり。その「根拠にない自信」を原動力に、とにかく、いろいろな「夢」を持ち、全力でぶつかって、成功して喜んだり、大失敗をしてどん底まで落ち込んで、そこから這い上がったりながら、「自分の幅」を拡げてもらえるといいな~と思います。
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天は自ら助くる者を助く
富める人は 他人にお金を払って
自分のために働いてもらうことはできる
しかし いくらお金を払っても
他人から考える力や自己修養を
手に入れることはできないのだ
いかなる分野においても
個人がその目標を達成することは
自分の努力によってのみ可能となる
この法則は貧富の差に関係なく
当てはまるものである
Samuel Smiles