群馬県館林市多々良地区にある進学塾クエストです。
センター試験・自己採点が終わりました。
この3年生はスタートが遅かったのですが、ある程度の巻き返しができていました。
でも、やはり部活終了後の本格始動は時間的にどうにもならないと口にしていました。
そして、まだまだ時間はあるので、やれることをやれる限りやっていこうと作戦会議をしました。
1年生の頃からの家庭学習量の確保がとにかく大事だということですね。
今日は午後から英検を実施しています。
上は2級から下は5級まで。29名の受験。
中1・中2生は総復習もかねて、全員受験がオキテです。
高校生はとりあえず
1年生のうちに準2級
2年の終わりまでに2級
がノルマです。
2020年度からの大学受験改革について、去年はたくさんの勉強会に参加して学んできました。
それによると、高3の早いうちに2級まではとらないと、受験の幅がどんどん狭まってしまうようです。
そうなると、太高・太女をはじめとする地域進学校に進み、さらに高いところに登るのであれば、
「中3で準2級」
が数年後のスタンダードになってしまうかもしれません。
クエストでも高校受験はもとより、将来の大学受験に不利にならないように、カリキュラムの前倒しをはじめとした改革をすでに始めています。
ここから大改革も進めるべく、ただいま準備を進めています。
そんな中、小6生は恒例の教科書本文リーディング大会を行いました。
みんなの前で話す・読むという行動を通じて、
恥ずかしがらずに人前で話ができる人
になってもらいたいと思って指導しています。
英検を受けた高校生(1年なのに2級を受けてた子もいます)たちも、大学受験の高3生も、数年前は同じように、読んだり発表したりしていましたね、恥ずかしがりながら
みんな成長したなぁ~(^_^)いくら英語ができたって、「伝えるネタ」が思い浮かばなければ役に立ちません。
中3の自由英作文特訓を今ガンガンやっていますが、
「なんて書けばいいのかわからない」
「日本語が変なので(笑)英語に直せない」
この症状が毎年続出します。
同じ理由で社会・理科・国語の記述問題も迷走します。
「発想力・表現力(日常生活)が発展途上」……これがすべての原因です。
なので、私たちも学年を問わず「この頃興味があるテレビ番組ってなに?」
「部活の調子はどうなの?」「この頃のニュースで気になるコトは?」などと声がけをして、
子どもたち自身のコトバで話してもらったり、感想を書いてもらうようにしています。
イイタイコトは全力で推し量る努力はするけれど、
「○○なんでしょ?」と彼らのイイタイコトを先回りすることは絶対にしない
これがクエストの指導の根幹です。
英語を身につける努力はするけれど、
文章を速く正確に読み取る力、
そして『発想力』『書き表す能力』
を磨くことも大切だと私たちは考えています。
こういった力を身につけてもらうにはどうすればいいか…最善の方法をこれからも模索し続けます!