今年もあと10日余りとなりました。
今日・明日を使って、高3生は『共通テストファイナル』と称して、1ヶ月後に迫った大学入学共通テストに向けての実践練習をしています。
コロナ禍による一斉休講等、厳しい条件下ではありましたが、Zoom等を使っての双方向授業も稼働したおかげで、中3生の指導カリキュラムは例年とほとんどずれることなく、11月末までに中学学習範囲がほぼ終了しました。12月からは1月5日から始まる私立高校学特入試に向けて、過去問演習をしています。
そんな中、高3生から、早くも今年度初の合格者が出ました!
昭和女子大学 人間文化学部 歴史文化学科 合格
一番乗りが14期生の女子で最初に入塾してくれた彼女だなんて、とにかくメチャクチャうれしいです!!
進学塾クエストは長く通ってくださる方がとても多いです。実際に、今通ってくれている16人の高校生のみなさんのうち、15人は小学校から通ってくださっている方です。通塾期間6~7年はごく普通です。私たちを信じてお預けくださる・通ってくださる……「感謝」以外の言葉はありません。小さい頃から学習の仕方や他と両立するためのやりくりの仕方などを時間をかけて身につけていき、最終的に自分の行きたい道に旅立っていきます。
★12/6(日) 三密に十分配慮して「クリスマス会」を実施しました
この女子も小4から通ってくれている子です。夏休みには真っ黒に日焼けして、汗だくになりながら自転車で来てくれたこともあります。学校帰りにランドセルを背負ったまま、直接クエストに帰ってくるのが普通でした。クリスマス会・夏まつり・バス旅行……たくさんの時間を一緒に過ごしてきました。二人のお兄さんもここから巣立って、一人は社会人、もう一人は今大学3年生です。
中学時代はとにかく活動的! 学年のリーダーで、こちらが観ていても「抱え込んでいることが多すぎて、バンクしちゃわないかな」とハラハラしていました。部活動と勉強、得意なピアノ・書道との両立にも一生懸命でした。そうした努力の甲斐もあって、高校入試は学特をゲットしていたため、早々に進学先を決めました。
高校時代は巣立っていった卒業生同様、精神的な成長に伴い、さまざまなものが見えるようになったためか、自分が何をしたいのか、どこに進もうか、とにかく悩んでいました。目標が定まらないと、何のために勉強すればいいのか、やる気が起きないのも当然です。進みたい道が確定するまで、幾度となく志願先が変わりました。私をはじめ、いろいろな先生とたくさん話をしました。「答えは彼女の中にしかない」ので、私たちは情報提供をする以外はひたすら話を聞くのみでした。
紆余曲折の末、今回合格した大学を目指すことになりました。そこからの彼女は高校入試の時のように、勉強に、大学に提出する書類作成に目の色を変えて黙々と取り組んでいました。「自分で決めた目標って大切なんだな」とつくづく感じます。高校生全員が一日も早く「自分で決めた目標」が持てるよう、対話をしていきます。
お預かりする一人ひとりのお子さんが、小さい頃どんな子だったのか。中学ではどんな考え方をしていたのか。それが高校でどう変わったのか……彼らが私たちを必要とする限り、学習面だけでなく、その子の成長も見守りながら、ここを巣立っていくときまで、寄り添っていきます。