木曜日までの常磐高校で9月の説明会はひと段落つきました。
クエストでは館林地区から実際に通うことができそうな(通塾時間)学校のみのデータ収集をしていますが、前職までは塾全体の入試統括として栃木・群馬のすべての説明会に参加していました。
私立高校は「仏教やキリスト教の教えをもとに」とか「グローバル教育に特に力を入れている」といったように、学校ごとの方針が本当に大きく異なります。そのため、実際の指導や雰囲気にも差がでてきます(実はこうした入試説明会の運営や普段の広報活動にも学校側の「やる気」が出てきます)。
ですから、通い出してから「こうだとは思わなかった」というミスマッチをしないためにも、学校の方針をよく調べておく必要があります(お子さんたちの話を聞いている限りでは、公立高校はどこも似たり寄ったりのように感じます)。そして、公立高校が第一志望だとしても、試験当日が100%無事であるとは限らないので、「実際に行くつもり」で私立の志望校を考えておく必要があるでしょう。
常磐高校では【明和町役場→館林駅西口→邑楽町役場→千代田町役場】とルートでスクールバスが運行されています。他校が通学バス有料化となっていく流れの中(白鴎も2024年度からは館林からのバスは廃止の方向で検討されているようです)、現段階では無料とのこと。最終バスが19時台なので、部活動や放課後学習で遅くなっても、寝ながら帰ってくることができそうですね。昨今だいぶ物騒になってきたので、特に女の子をお持ちのご家庭にとっては安心材料の一つではないでしょうか。個別の専用ブースを活用した放課後学習にもかなり力を入れているとのことです。
私立高校ではよく行われている行事(体育祭・文化祭・持久走大会など)以外にもさまざまな行事が企画されていたり、放課後の学習にも担当の先生がついて質問対応してくれる……など、一人ひとりに対して手厚いサポートがあるので、その分の料金がかかる。これが公立高校との大きな違いです。
「あるとさらに心が豊かになる行事」「きれいな校舎」というある種オプションが入るので当然費用がかかります。求めることが多くなれば多くなるほどかかるお金は増えていく……「高校に何を求めるのか」ということについて、学校案内やホームページなどを参考にしながら、各ご家庭でお子さんとあれこれお話をしておくことをおすすめします。
クエスト高校部は10人以下の少数精鋭+長い間通ってくれる子がメインなので「小中高一貫指導」ができるケースが多いです。今年の3年生は【小1から通塾-1名、小3-2名、小5-2名、小6-1名、高2-1名】となっています。その子がどんな育ち方をしてきたのか、それを踏まえた上で、じっくり対話をしながら将来についていっしょに考えていきます。学習面に関しては「私立高校≦公立高校+クエスト」となることを目指しています。
「担任の先生が替わっても、通う学校が変わっても、子どもたちと保護者のみなさまの土台にはいつもクエストがある」
これだけの長い時間を一緒に過ごすわけですから、責任重大、影響力は大きいと自覚しています。みなさまに乗っていただいている「クエスト号」の船長として、引き続き全力で任務に当たります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。