開校以来初めての中3生の前期入試合格率100%&高校入試2月完全終了で突然終わった2019年度。
その喜びも消えぬ間に翌週からコロナ禍による学校完全休校。
休校初日の3/2から、クエストではおそらく地域最速のタイミングで中学生以上のオンライン授業に一気に切り替えました。
「子どもたちの学びを止めない」をスローガンに、慣れないながらも新たな指導形態を模索し続けました。
小学生は「心の安定」に配慮し、physical distance(物理的距離)を保ちながら対面授業をしました。
6/1の学校休校の終了が発表されてからは、朝からの「クエスト学校」を開校。
「子どもたちの生活リズムを守る」ことにモードを変えました。
休校明けからは短縮される夏休みを見越して「中3生 初夏講習会」を実施。
「人生初の入試に絶対に間に合わせよう!」をテーマに全員で取り組みました。
「密を避ける」という今までになかった視点での教室運営を余儀なくされながらも、今までほとんど変わりなく子どもたちの学習は進んでゆきました。
いろいろな制限があっても、子どもたちは常に笑顔で、元気いっぱいで学習を続けました。
彼らの一生懸命さには、本当に感動しました。
入試の時期が近づいても、受験生は例年と変わることなく、全力で自分と戦っていました。
そして入試期間に突入。
中3生は休校があったことなどもろともせず、素晴らしい結果を残しました。
大学受験生も自分の希望する進路への切符を手に入れました。
そして、公立高校前期入試は6名中-5名が合格し、後期入試も実力どおり、第一志望に合格しました。
3月に入ってからは
3/6-速読聴英語体験会
新中3生のみなさんに向けて、4月からの英語教育の大変革について専門家からお話しを伺いました
13日-中3卒業イベントと新高1kick off meeting
専門家のご協力をいただき、高校生活・大学受験に向けて学んでいただきました
20日-新高2・3生向けのパワーアップセミナー
専門家の解説による大学入試共通テストの分析をお聞きし、新学期に向けて気持ちを新たにしました
並行して各ご家庭40~50分ずつの面談を行い、今年1年の頑張りと来期に向けての打ち合わせを行いました。 2021年度に向けて、たくさんお話を伺えました。お忙しい中、お時間を頂戴し、ありがとうございました。
コロナ禍は私たちの業務にさまざまな面から制限をかけ、苦しめてきました。
しかしながら、私たちの持てるすべての知識・みなさまのお力添えをもって立ち向かうことで、その条件をどうにかクリアし、数年かかるはずの改革を一気に推し進めることもできました。
この試練によって私たちが大きく成長できたのも事実です。
気がつけば2020年度はあっという間に過ぎ、本日をもって無事すべての授業が終了いたしました。
本当によく頑張った塾生のみなさん、私たちを信頼して大切なお子さまをお預けくださる保護者のみなさま、そしてクエストの業務を支えてくださった取引業者のみなさまのおかげで、無事に18年目に入ることができました。心より御礼申し上げます。
今後も地域の教育基盤を私塾の立場から支えるべく、スタッフ全員で業務に励んでまいります。
2021年度もご理解・ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
進学塾クエスト
塾長 古口 徳夫